ひよこ音楽舎の絹井です。
全音楽譜出版社さんから2024年版の出版目録が届きました。
楽譜探しもネットで検索が当たり前の時代に、このアナログ感が返って新鮮です。
偶然開いたページの曲目に興味を持ったり、
ずっと以前に欲しかったものが見つかって購入したりと、
私には今と過去の両方の感覚で読めて面白いんです。
旅行のガイドブックなどの実用書も読み物として楽しいのが良い本、と思うと
楽譜目録も刺激的な読書ができます。
全音ピアノピースという1曲ずつ販売されている楽譜シリーズがあります。
最新版ではクラシックのピアノソロ曲の中に、元はピアノ曲ではない作品を
ピアノ用にアレンジした曲目が増えているようです。
需要と供給のバランスに応じているのと、轟千尋先生のような
本当にかっこいい編曲をされる方々が今はいらっしゃるためだと思います。
ただ、何年経っても1番の初めはベートーヴェン「月光の曲」
2番目が「エリーゼのために」なのがかわらないんです。
日本のクラシックピアノ界不動の人気曲、です。