ひよこ音楽舎の絹井です。
髙木竜馬さんのリサイタルへ行ってきました。
最近の演奏会ではピアニストの方が自ら曲目の紹介や、
簡単なレクチャーをされることが多くなりました。
髙木さんはとても自然にご自身のことと作品のことをお話しされていて
爽やかな好青年のイメージ、をしっかりアピールされたと思います。
この日のプログラム中の1番の難曲、プロコフィエフのピアノソナタ第8番
「戦争ソナタ」は若々しいエネルギーあふれる好演でした。
私の勝手な好みはラフマニノフの「鐘」の深く重く響く音や、
シューマンの「献呈」とドビュッシーの「沈める寺」での柔らかで透明感のある暖かい音、
でした。
「ピアノの森」のTVアニメ版で雨宮修平のピアノ演奏を担当されているのですが、
原作漫画のファンの私としてはキャラクターにピッタリ合っていて大満足ですね。
主人公の天才少年カイ君のピアノ演奏者はシークレットで公表されていないので
勝手な想像をめぐらし、今をときめくあの人がカイ君のピアノで
髙木さんが修平君として弾いています。